ガジェット考察

某メーカーの若手ハードウェアエンジニア。スマホなどのガジェットやアプリの考察、たまに雑記など。

Galaxy S7(SM-G930FD)レビュー[後編]

 

f:id:teralu:20161204125942j:plain

前回の記事でGalaxy S7の外観レビューを行いました。今回は使い勝手など中身についてレビューを行います。

 

レビュー後編

日本語ロケールは?

f:id:teralu:20161204120501p:plain

日本語ロケール入ってました。

今回Etorenから輸入しましたので香港版かと思いますが、日本語ロケールが元から入っていました。入っていないと思っていましたので、Morelocal2を使う気満々だったのですが、少し肩透かしを喰らいました。

 

 

持ちやすさ

f:id:teralu:20161204115931p:plain

5インチ端末なのでそこそこ持ちやすいです。ただし、ハードウェアキーでホームボタンなどが実装されているため、実質操作する広さが他の5インチ端末より広いです。そのため、Nexus5では軽々届いていたホームなどのナビバーボタンはすこし頑張らないと届かなくなってしまいました。(画像は左がGalaxy S7、右がNexus5) 

こうしてみると、端末下のベゼルは必ずしも狭ければいいというものでもないように感じます。ある程度の幅を確保することで、親指を無理に下に伸ばす必要がなくなるのではないでしょうか。

 

 

指紋認証

f:id:teralu:20161112171109j:plain

今までNexus5を使用しており、指紋認証のある機種は初めてなのでその便利さに驚いています。具体的には1Passwordでの認証が楽になったり、周囲に人が多い中での端末ロック解除がかなり便利になりました。また、Galaxyの指紋認証は本体の前面にあります。このため、背面に配置されている他のAndroid端末より机に置いた状態でのロック解除が容易という利点もあります。

唯一の不満点としては、私はポケットから取り出す際にホーム画面を親指が覆うようにして取り出すのですが、そのまま認証させると必ずと行っていいほど認証に失敗します。ホームボタンを押してから認証までに一度指を軽く話してやると認証率が上がるので、ここは使い方でカバーです。

 

カメラ

私自身カメラをあまり使用しないのでカメラのことは他のレビューに任せます。

ただし、DxO Markでは現在Pixelについで第2位のスコアを獲得しています。

www.dxomark.com

 

 

電池持ち

今まで使用していたのがNexus5よりはかなり電池持ちは良くなっている印象です。また、WiFiをつけっぱなしにしてもあまり電池が減りません。通常使いであれば1日は余裕で保っています。

余談ですが、Galaxy S7には「省電力モード」と「ウルトラ省電力モード」というのがあります。いざという時にはこれらを使用することで電池持ちをUPできます。省電力モードはよくある輝度制限やバックグラウンドアプリの制限です。一方でウルトラ省電力モードは画面を白黒にし、アプリの使用を制限、画面OFF時にネットワーク断などかなりアグレッシブな節電モードとなっています。普段使うことは殆どないと思いますが、災害時など役に立つかもしれませんね。

 

 

SDカード対応 

f:id:teralu:20161204121037j:plain

SDカード非対応となり不評を買ったGalaxy S6から一転、S7ではSDカードに再度対応しています。そのためSDカードによる容量拡張が可能です。ありがたいですね。

スペックシート上は256GBまでとなっていますので、内蔵メモリと合わせて最大で288GBまで使用可能ということになります。

ちなみに私は下記のSDカードを使用しています。 

 

 

防水

Galaxy S7はIP68の防水に対応しています。恐る恐る風呂場で使用し始めていますが、今のところ不具合はありません。また、大雨の日にスマホが水没した経験があるのでそういった意味でも防水機能があるのは心強いです。

ちなみに、最近のAndroidは防水に対応した機種が増えていますが、Galaxy S7はAndroid Centeralの選ぶ今年最も良い防水スマートフォンに選ばれました。

www.androidcentral.com

 

 

マルチウィンドウ

f:id:teralu:20161204122214p:plain

Galaxy S7にはAndroid 7.0より一足先にマルチウインドウ機能が搭載されています。利用できるのは対応アプリのみになりますが、YoutubeとLINEなど同時に利用することができます。この機能は便利です。 

 

Always on Display 

f:id:teralu:20161204124546j:plain

Always on DisplayはGalaxy S7から導入された機能で、上の写真のように画面OFF時に時計やカレンダーを表示させる機能です。画面に表示があるとはいえ、本体自体はスリープしていますので、画面をタップしても何も反応しません。また、バッテリー持ちに対する影響ですが、Galaxy S7はSuper AMOLEDディスプレイですので、本機能をONにしても体感上は未使用時の消費量に+1%/hといったところでしょうか。

 

 

残念な点

USBポートがMicroB

Galaxy S7は同時期の他者スマホと異なり、USBポートの形状がMicroBです。現在は様々な機器がUSB-Cポートへの移行期ですので仕方ないのかもしれませんが、Galaxy S7を長く使用しようとするとこの機種のためにMicroBのケーブルを残す必要があるかもしれません。

 

 

マルチユーザーが使えない

 Androidにはマルチユーザー機能が搭載されています。同じ端末を複数人で共用することを前提に搭載されている機能ですが、Galaxy S7ではこの機能が削除されています。調べる歴代のとGalaxyでもこの機能は削除されているようです。

FacebookInstagram、ゲームなどで複数アカウントを簡単に使う手段でもあったのでマルチユーザー機能はこのして欲しいですね。せめてSIMフリー端末はAndroid標準の機能を削除するというのはやめて欲しいところです。

 

 

 

まとめ

 今回購入したGalaxy S7ですが、いくつか不満点はあるにせよNexus5からの乗り換えとしては満足できる機種だと思います。私はPixelからGalaxy S7に浮気してしまった身ですが、しばらくはGalaxyでいいかなと思っています。